2015 ホビージャパン
第18回 全日本オラザク選手権 挑戦の記録

 昨年、ありがたいことに銅賞を獲得したホビージャパンで開催されているガンプラコンテスト、「オラザク選手権」に今年も挑戦いたしました!今回は「ビルドファイターズ部門」「ジオラマ部門」「SD部門」の3カテゴリーにエントリーしまして、ありがたいことに上記の「シークレット・ドッグス」が「ビルドファイターズ部門」で1次を突破いたしました!

 シークレットドッグスの3機は以前既に公開していますが、2号機・3号機を新たに撮影し直して投稿しました。どれか一機でエントリー、とも思ったのですが、折角3機揃えたんですし、セットでなきゃ意味が無い!と思ったので3機併せて投稿しました。
 雑誌ではこんなカンジで掲載されました。一次を通過するだけでもスゴイ事ですし、何よりも長年付き合い続けている「シークレット・ドッグス」でこういった結果を残せたのは本当に嬉しいです!そして、他の2部門は、残念ながら一次通過は成りませんでしたが、自分としては満足の行く作品を作れたので善しとします。そんな2作品もあらためて紹介。
 こちらも既に公開しているジムキャノンにジオラマを足したものです。そう、実は〆切までに一週間しか無い所で、ジオラマベースまで作っていたのです(^^;; ただ、まぁ、さすがに突貫工事になってしまったので雑になってしまった感じは否めないのですが、それでも限られた時間の中でやりたい事は再現出来たと思っているので概ね満足です。ちなみに、ベースはスタイロフォーム、崖の部分はスタイロにバークチップを貼り付けています。車両は1/100のソ連のものを使っていますが、思ったより小さくてちょっと困りました(汗)
 雑誌ではこんな感じ。いわゆる「切手サイズ」でした。本当は屋外で撮影したかったのですが、完成から投稿〆切までが雨続きで外で撮影出来なかったのが惜しいです。でもまぁ、こうして「作品」として完成させられたのは良かったですし色々と勉強になりました。全作品の中で「MGジムキャノン」を投稿したのはワタシだけだったので、そこだけは自分に誇っていいかな、って思います(汗)そして最後はSD部門の投稿です。
 馬超ブルーにベースを付けて、さらに猛々しさを出す為に「魂エフェクト」を使い、暴走状態を演出しました。目だけでなく、エフェクトパーツに電飾を仕込んで、馬超の荒々しさを表現しています。暗くすると良く分かるんですが、明るい所だと良く分からないのがタマにキズ(汗)でも、これも馬超らしさ、愛を込めて作ったので自分としては満足です。元々、このベース&エフェクトまでを再現したくて制作を始めていたんで、こうして完成出来て良かったです。
 こちらも「切手サイズ」でしたが、オラザクの投稿という目標があったから頑張れた、というのもありますし、何よりこれで三国伝好きな方に褒めていただいた事があったので嬉しい限りです。
おわりに
 今年は、昨年の様な受賞とはいきませんでしたが、一次を通過する事が出来て良かったです。あらためてオラザクというコンテストの奥深さを感じましたし、挑戦し甲斐があるな、と思いました。オラザクの一次通過というだけでもいかに大変か、という事も実感しました。実は馬超は本当に「賞を取ってやる!」という意気込みで作っていたのですが、他の方々の作品を見て、自分にはまだまだ足りない所がいっぱいあるな、という事をひしひしと感じました。ジムキャノンは、まぁ発売から一週間でここまでやったらスゴイだろ!という気持ちでしたのでこれも「賞を取る」という所までは行けなかった、というか圧倒的に時間が足りなかった、という思いはありますが、でもやっぱMGジムキャノンで出てるのが私しか居なかった事はある意味ジム好きとして満足しております。そんな所で満足するな、って話ですが(^^;; さらに、今回結果を残せたシークレット・ドッグスは、実は最後まで投稿に悩んでいたものでした。今年のホビーショーで「モデラーズフリート」で展示した時には、実は専用のジオラマがあって、そこにこの3機が活躍する世界感を落とし込んでいたのです。そのジオラマで投稿するつもりだったのですが、サイズが大き過ぎて撮影ブースに入らない。さらに少ない写真枚数でうまい事この世界を表現出来ない、というジレンマを抱えて、どうにもこうにも迷走していたのです。でも、折角の思い入れのある3機ですし、何とか投稿したいと思い、ジオラマでの撮影は断念して、3機のカラミで撮影して投稿いたしました。結果として、ある意味最も思い入れのある、完成までに長い年月を要したこの「シークレット・ドッグス」で一次通過という結果を残せた事は素直に嬉しく思います。そして、今回も「おか(VS09小隊)」という名前を模型誌に掲げられた事は本当に良かったな、って思います。模型サークルの仲間が居てこその結果だ、といつも実感していますので、今後とも仲間と共に模型に精進していけたらな、と思います!