Vガンダム世界に輝く量産機、ジェムズガン!

 「機動戦士Vガンダム」にて登場した、連邦軍の量産型MS、RGM−119ジェムズガンです。それはもう大活躍で、全編視聴した方が「え?出てたっけ?」という位の活躍っぷりでした(泣)そんなヤツですが、やっぱりRGMのナンバリングをされているからには私は好きなワケですよ!しかし、キットが新規で出る事は・・・まぁ当時キットが出てただけマシとも言えますが(^^;でも、1/100では出ていなかったし出る事も無いでしょう!(悲しいけど断言)だったら作るしかないっしょ!って事でいろいろミキシングしつつ制作しました!

 まずは基本系として武装を外した上体を。使用したキットは・・・何かトンデモナイ数使ってますが、とりあえず挙げていきますと、頭はMGVガンダム、胸部と腕はMGサンドロック、肩と腰、足フレームはMGF91、ふくらはぎ部分は1/100プロヴィデンスガンダム、足首とバックパックはジェガン(バックパックはプレバンものです・汗)、武装は後述で・・・ともかく、トンデモナイ数使って、こんなフラットでシンプルな機体は作られているのです(^^;;ちなみにカラーリングは「ジェムズガン先行量産型」をベースにしつつ、オリジナルカラーにしています。
 まぁ上記のパーツはそのまま使っている訳ではなく、かなり辻褄合わせたり形状変更したりして、バランスを整えています。肩のマーキングは、ジェムズガンは基本地上用でしたので「EFGF」を付けて、左はベスパに対するアンチテーゼを込めてスズメバチにバツを付けてます。・・・まぁ本編では全くいい所無くボロボロにやられてしまうんですが。。。
 ビームライフルは1/100ガンブラスターのものを改造しております。シールドは1/100ヘビーガンのものをほぼそのまま使用。これは、「先行量産型」がヘビーガンの実体シールドを使っていたの事から来てますが、このジェムズガンはビームシールドのエネルギー節約の為に、基地にあったヘビーガンのシールドをそのまま使ってる、という脳内設定にしております。なのでシールドとMSのナンバーが違うという事にしております。本当はカラーリングも違う色で塗ってるんですがわかりにくい(汗)
 そんななので、ビームシールドも装備出来るのです!ビームシールドはMGF91のものをそのまま使っているので、本来の設定ではピンクなのですが、今回はグリーンになっております。ま、まぁそういうビームシールドのユニットを使ってた、って事で(汗)
 ビームバズーカ!これは・・・1/100クラスターガンダムという、シルエットフォーミュラシリーズのキットに入っているものを使っています。設定上もそのビームバズーカだったし、大きさも丁度良かったので。それにグリップ部分をつけて構え易くしました。うーん、武器だけみても何て贅沢な。。。あ、基本的にフレームはMGを使っているので良く動きます。
 そんなこんなで、ジェムズガンでした!今回模型サークル内での企画の為に制作しましたが、始めるまでかなーり時間がかかりました。過去の1/144と設定画とにらめっこして、脳内プランをいっぱい立てては消え、といったカンジでした。しかし、一旦制作を始めたら、やっぱり元々好きなMSだっただけあって割とスムーズに進める事が出来ました!こうして今、「かっこいいジェムズガン」を世の中に出す事が出来て大変満足しております!ネット等いろいろ見ても1/100でジェムズガンって見た事なかったですし、この時代のMSに少しでもスポットが当たればいいな、と思って楽しく作りました。
オマケ
メモリアルアクション!!分かる人には分かる、Vガンダムでジェムズガンが初登場した時のシーンを再現してみました。はい、戦ってなくて整地作業をしてたんです(^^;ちなみにこのスコップは、プラ板とプラ棒で作りました!ナニゲにしっかりウェザリングして後ろは溶接跡とかつけてます。。。どうしてもこれがやりたかったんやー!!
 そして本編同様持たせてみる。本当はガンイージだったんですが手元に無いのでガンブラスターさんを代役に。このスコップ、強いんですよ!と本編のシーンを知らない人には何も分からない事を続けてみる。
 そんな(?)ガンブラスターと一緒に。まぁ本編ではガンブラスターと並ぶ事は無かった(ハズ)んですが、Vガンダム世代のMSって事で。
オマケ・その2
 今回制作にあたっては、所属模型サークルの企画というものがあったのでした。(まぁ企画立てたのは私なんですが)今年(2016年)の静岡ホビーショー・モデラーズクラブ合同展示で「モデラーズフリート」にて仲間と「Vガンダム量産機の世界」の展示を致しました。私がジェムズガンとガンブラスターを担当、ジャベリンとガンイージを走狗さんが担当、そしてVガンダムヘキサはガマさんが担当しました。我々が思っている以上に多くの方がこのマイナーな(汗)展示を分かってくれて、喜んでくれてこちらも非常に嬉しかったです!