あえて無改造でHGUCジムを作りました。

 何だか無性にジムを作りたくなり(デジャブ)、とにかく普通にジムを作ってみようと思い立ち、気持ちをニュートラルにして無心でジムを作りました。オラザクで賞を取る、という大きな出来事があって、気持ちがフワフワしてたのもあって、一度原点に戻ってみようと思ったのです。制作期間は3日位(実質作業は5時間位)で出来ました。いやぁ、やっぱりジムだと「手が覚えてる」んですね。感覚なんで伝えるのは難しいのですが、とにかくやっぱり自分はジムが好きなんだなぁ、とあらためて実感しました。

 フロント&リア。本当に、特に何もせず、合わせ目消し&後ハメ加工をした位です。このHGUCジムは、本当に良いキットで、パーツ数も少ないし、ブロック分割も素晴らしいので塗装するのも改造するのもやり易い。なので、やっぱり色々といじりたくなっちゃうんですが、グッと堪えて組み立てました。
 塗装は自分の最近の塗装方法の黒立ち上げでやっています。この方法が、今の自分は落ち着くみたいです。
 カメラのクリアパーツは、GXクリアブルーを吹いてブルーにしました。制作イメージとしては「リアルタイプジム」なので(凸)
 ビームサーベルも、キットのままですが、サーベル部分をシルバー→クリアピンクで塗装しました。
 この平手がイイんですよねー。この当時のHGUCは穴の開いた握り拳と銃の持ち手だけが付いてるものがほとんどだったんですが、このジムは表情のある左手が付いていて、これが味があって非常に好きです。そして分かりにくいですがビームスプレーガンはちょこっとドライブラシかけてます。
 そんなこんなで、久し振りにHGUCジムを作りました!何だかとってもワクワクして、作っていてとても楽しかったです。そして、やっぱり自分はジムが好きなんだなーって本当に思いました。
 ニュートラルに戻る、という意味でもホームページを始めた時に最初にアップしたHGUCジムを引っ張り出して来ました。この頃は缶スプレー塗装だったなー、などと。もうちょっと「今見るとハズカシー!」ってなるかと思いましたが、これはこれで悪くない・・・?でも、この12年で自分なりに成長を感じる事が出来ました。同じキットを同じ様に組んでもここまで違うものなんだなぁ。
 「ストレート組み3兄弟」。と、言う訳でHGUCジムでしたー。「このHGUCジムは、モデラーを育てる模型だ」と言われておりますが(おか・談)本当に基本工作から簡単改造、さらにはグレードアップまで、かなりの事を学べる良いキットだ、と改めて思いました。また迷ったり悩んだらここに戻ってみようかな、と思います。オラザクの後がこれで、あまり面白味を感じなかったかも知れませんが、自分にとって大事な儀式でしたので、あえてこのストレート組みジムをアップしました。HGUCジムをまだ作った事が無い方がいましたら、パチ組みでも良いので是非一度組んでみる事をオススメします。値段も安いですし(凸)ノ