リド・ウォルフ、スナイパー2、出る!!

 一年戦争にて最大級の戦果を挙げたエースパイロット、リド・ウォルフ。彼が最終決戦の地、ア・バオア・クー戦の前に支給された機体、それが連邦の最新鋭機「ジム・スナイパーU」だった。「踊る黒い死神」リド・ウォルフが乗った最後の機体が、決戦の地に、今降り立つ!!

 「踊る黒い死神」リド・ウォルフはエースパイロットの権限でパーソナルカラーを許可されており、最新鋭の機体といえどもある程度融通がきいた様だ。
 ジムキャノン、量産型ガンキャノンと乗り継いで来た彼は、「俺が乗るのは肩に大筒が付いてなきゃな」と、試作型ビームライフルを無理矢理肩部に装備した。これは、バックパックにマウントし、エネルギー供給を腰部のビームサーベル用のモノから外部パイプを通じて行っている。
 また、本来の武装、スナイパーライフルも「使いづらい」と、これも試作型のショートバレルのビームガンを装備している。ただ、非常にバランスが悪い状態だったので、バラスト代わりとして陸戦用のさらにこれまた試作型のアームシールドでバランスを取っている。エースパイロットとして華々しい戦果を挙げた彼の乗った、最後の機体は彼の意匠が詰まったモノとなった。
 と、言う事で、連邦のエース、リド・ウォルフが最期に乗った機体を作りました!スナ2が出た時に色々脳内で考えた結果、リドさんの機体を作る事にしました。リドさんといえばキャノン機体なので、スナ2もキャノンにしたかったに違いない!と思ったので、無理矢理な感じを出しつつ、キャノン砲を付けました。というか、ビームライフルを無理矢理バックパックに付けているという脳内設定なのですが(汗)
 今回、武装のメインに使ったのがバンダイの「システムウェポン003」で、ビームライフルもシールドも非常に良いカンジだったので、スナ2さんに持たせる事にしました。肩部キャノン砲もこシステムウェポンのものを流用しています。
 パーソナルマークも、設定が存在しないので、某所で見つけた死神っぽいものをデカールで自作して付けました。中々リドっぽくて良いです。
 今回の製作のテーマが、「密度を上げる」でした。前述のシステムウェポンが、1/144サイズにしてはパーツもモールドも細かく、RGに持たせると丁度いい様な密度のモノだったので、HGUCだとしっくり来なかったのです。なので、機体の方に全身モールドを入れて、うるさい位にデカールを貼って、密度を上げてみました。
 スナイピング!!ゴーグルもしっかり下がります!とまぁ、そんなワケで、初めて全身にスジボリをするという事をやってみたのですが、なかなかどうして苦労しました。モールドもセンスが必要ですな・・・写真では分からないかもですが、結構ガタガタです(^^;;
 キャノン砲解説。バックパックに無理矢理試作型ロングビームライフルを付けている、という脳内設定です。ほとんど角度は付かず、当てる為にはかなりの腕が必要、と。また、エネルギーは腰のビームサーベル用の供給システムの所に増幅装置を付けて外部パイプから供給していて、一回の出撃で良くて5発程しか撃てない、みたいな設定を考えて作ってみました。
もう少しお付き合い下さいませ〜。