宇宙世紀0079 12.31、戦争は終わった・・・

 ア・バオア・クーでの戦いは終わりを告げた。終戦を報せる通信が地球連邦・ジオン両軍に響き渡り、それまで殺し合いをしていた兵士達はやっと訪れた休息に安堵した。「ほら、あそこで合流出来るはずだ」「すまない・・・」それまで戦っていた連邦兵が、相手のジオン兵を救出し、共に帰還を目指すのだった・・・

 セガサターンのゲーム「ギレンの野望」の終戦の時に流れたムービーの1シーンのイメージがずっと心に残っていて、そのシーンを再現したい、とずっと思っていたのですが、今回何かのタイミングが合って、こうしてカタチに出来ました。
 あくまで主役は2人の兵士なのですが、ジムとザクもしっかり作っています。・・・というか実はこのザクは、以前製作していたザクだったりします(^^;ジムはHGUCのジムUをベースにジムっぽく作りました。まぁこれは相当好きな人でないと分からないでしょうが(^^;;
 この連邦兵とジオン兵は、ビルダーズパーツのMSフィギュアを組み合わせてポーズを取らせてます。実はフィギュアは1/100を使っていて、遠近法でより分かり易くしています。
 肩に刺さったヒートホークは、もはや自分が作る時の定番演出となってますね(汗)ベースは市販の、クレーターっぽくなっているヒートプレスしたプラ板を少々加工して使っています。背景の宇宙は、フリー素材の宇宙をプリントして置いています。
  細かい傷はリューターで入れています。ジムのサーベルのエネルギーは既に切れていて、柄の部分でひたすら殴っていた、という感じで作りました。こういう時でもコクピットではなく頭を狙ってしまうというのは本能なんでしょうか。
 コクピットはジムもザクも開いています。分かりにくいかもですが・・・ジムのパイロットが、負傷しているザクのパイロットを救出した所、という演出です。・・・まぁケガさせたのはジムのパイロットなのですが(汗)
 MS2体を絡ませるのは結構大変でした。その為にも、「良く動くジム」が欲しかったので、ジム2を使用しました。ザクの焼け焦げた痕は、いつもの通り、リューターで削ってエポパテを詰めて焼けた雰囲気の塗装をしています。
 と、言う事で、ジオラマ作品でした。今年も「ガンプラビルダーズワールドカップ」にエントリーしたのがこの作品で、今現在(2013 9/24)で、一次予選は突破いたしました!どうなるかはまだ分かりませんが、ともあれ「スタークジェガン」「ジム3」に続いて、3年連続で一次を突破出来て感無量です!出来ればその先に進みたいですが・・・まぁこれはどうなるかは分かりませんね(^^;ともあれ、数年来思い描いていたこのシーンをやっと立体化出来て良かったです!